長い間、療育に携わり、親御さんの思いにふれて気づいたこと、教えられたこと …
それは、心身に障がいがある子どもと保護者が、安心して通うことができる支援事業が足りず保護者が利用したいと思ったときに利用できない現状があること。
また、誰にも相談できないまま、不安と孤独な気持ちを抱えている中で子育てをしている方も少なくありません。
年齢に制限がなく、利用したいと思ったときに利用できる事業所がもっと必要だと痛感しています。
特に、いつも命と向き合わざるを得ない重い障がいがある子どもさんのお母さんにとっては、自責の念に苦しみながら子育てに終始してしまうことの辛さは計り知れません。
” 相談でき、思いを話せる職員や仲間がいるという安心感 ” と ” わが子の笑顔や好きな遊びを発見できたときの喜び ” を感じたときに、母として初めて「この子を産んで育ててよかった」と心から思うことができるのではないかと感じています。
そんなことができる、子どもさんと親御さんの 『 ひろば 』 を作っていきたいと思います。
1. 一人ひとりの子どもがその子らしくあそび、生活や人生の主人公になれる支援をめざします。
2. どんな障がいがあっても、家族が安心と希望を持って子育てができるよう、家族に寄り添いながら
支援を行います。
子どもの生きる力、育つ力を応援します。
○楽しくあそび、楽しく食べて、ぐっすり眠る生活リズムをつくります。
○さまざまな人と関わり、いろいろな遊びに挑戦することで、子どもの世界を広げ発達を促します。
安心と希望を持った子育てを応援します。
○お子さんの障がいがわかった日から、安心して支援を受けることができるよう、関係機関と連携します。
○ご家族の思いに寄り添い、お子さんの成長を一緒に考え、より良い親子関係を築きます。
スタッフの個々の力とチームワークを大切にします。
○理念を基に、一人ひとりが主体的に支援のあり方を考え、行動する力を養うとともに、チームワークの中でより良い支援の実現をめざします。